上反角の副作用

機体の姿勢を維持するために上反角は必須である
必須ならば、副作用を知っておかなければならない

<試験飛行の結果>

試験の条件
3機にて行う
3機共「上反角なし・あり」の試験を行う

・上反角無し・
水平に投げ、水平に滑空する(下降は滑空の範囲)

・上反角あり・
水平に投げ、ループ(エレベーターUPの現象)になる
滑空に移行すると、水平飛行になる

<原因の推測>
複数考えられるが、高速時のみループ現象が生じることから
上反角により、主翼付け根より高い位置に抵抗が生じ、エレベーターUPの効果をもたらす

<推測の証明>
簡易的な手法として、主翼に下半角をつけたところ、逆ループ(エレベータDOWN)となった
よって、この推論は正しいと思われる