紙飛行機選手権で上位を狙う人ならば、この記事は、理解しておいた方がいいのかも知れない
紙飛行機の神様、なぜ神様なのか?なぜ宗教と言われるのか?
真実でないことを、真実のように教え伝えるから宗教なのである。
<主翼の取り付け角>
打ち上げ・滑空において、+の取り付け角は、調整の難しさの原因となり、性能低下の原因ともなる
<重心位置80~90%>
世界的に主翼の前弦から30~35%との論文ばなりなのに、80~90%とはばかげた話である
紙飛行機において、重心位置が主翼前弦から80~90%付近になるには根拠がある
1)尾翼の面積、揚力の中心から尾翼までの距離を考慮したモーメント
それを簡易的に算出するには
主翼面積+尾翼面積+主翼と尾翼に囲まれた部分の面積、となる
グライダーやセスナの形状をしている場合
その30%の位置は、主翼の80~90%付近になる
2)無尾翼機(全翼機)の重心は、主翼の30%付近になる
3)戦闘機タイプ(主翼と尾翼が近い)の重心は、主翼の30%付近になる
※ 厳密には尾翼・胴体を含めた30%
よって、「主翼の前弦から80~90%に重心を。。。」という教えは
たまたま、その辺になるよねと言うだけであり
航空力学的には、30%付近だということが事実である
紙飛行機ファンのほとんどが、二宮教を信じるものばかり
誰かがただせねばならない
。。。僕は、そんな面倒なこととは関わりたくないのだが💦
テスト飛行で、たまたまである人たちは、ほぼ全員が二宮教信者
もちろん、紙飛行機選手権の上位候補者とも、度々出くわす
僕の紙飛行機の風邪に乗った上昇、きれいな滑空は、いつでも・どこでも感激される
二宮教なりに楽しんでいるのを、批判しても、なにもいいことはない
二宮教だから、きれいに滑空しないんだよ! というわけにもいかず、心で笑うしかない・・・・
<下図のような考え方も間違い>
この考え方は、尾翼の長さが変れば、重心も変わってしまうことに対応できないので、偽である
<簡易な重心の計算(近似値)>
<誰でもできる検証実験>
ハガキを縦に3分割し
・折り曲げてボディに
・主翼
・尾翼
飛ばしてみて、バラストを調整する
適正になったところで、重心位置を測定する
主翼と尾翼で囲まれた面積の30%付近になるはずです