間違った航空力学を正そう!(主翼の取り付け角)

紙飛行機においては
取付角0度、キャンバー無しのフラット翼、で制作してもループしてしまいます。
その原因は、上反角のみで充分な揚力を生じているからです。

操作のできない紙飛行機が姿勢を保つには、上反角は必須です。
水平飛行させるには、エレベーターをダウンに調整することとなります。

<間違いの例>
下記のように、取付角やキャンバー、さらには尾翼のマイナス取付角は、ループするように設計しているということです。それを打ち消すような調整をすることにより抵抗(エアブレーキ)となり、10メートルくらいしか上昇しない機体になってしまいます。
(日本航空協会で掲載の図を引用)

公園で、二宮教の皆様と出逢うこともありますが、私の紙飛行機は、皆さんの3~5倍の高さまでス~っと上がっていきます。上死点で水平姿勢になり、きれいに滑空します。
みなさんに、驚かれます。それが現実です💦